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2010年07月19日

ガオムーさんのお墓参り

海の日の休日は、友人のガオムーさんのお墓参りで足利まで行ってきました。
今年は袁先生をはじめ、門下総勢9名の大人数。
数年ぶりにお会いする京劇教室の仲間もいて、懐かしい再会となりました。

タクシーに分乗して、一路ガオムーさんのお墓のあるお寺へ。
ご命日が近いので、既に身内の方がいらっしゃったのか、
新しいお花とお線香が供えられていました。
私達もお花とお線香をあげ、各自が持ち寄ったお菓子をお供えしました。
馬拉米羊、陳皮梅、月餅等々…。
ガオムーさんらしいラインナップです。
「新宿の集会室の持ち寄りおやつみたいな光景になったね」と、
どなたかが言って、思わずしんみり。
「ああもう!乾きものばかりで気がきかないったら!
水歌さん流石!(私がジャスミン茶を供えた)って、ガオムーさんがゆってるよ。」と、
どなたかが言って、皆で大笑い。

気づけば、季節はずれのうぐいすが私達の上でずっと鳴いています。
「今年はうぐいすで来てくれたんですね。」と、
どなたかが言って、ガオムーさんらしい美声の歌声に青霞さんが思わず叫好!

随分と長い時間、お墓の前にいて、ガオムーさんのことを話ました。
年末の忘年会の時のこと、私の結婚式の時のこと、先生がお見舞いに行った時のこと…。

また来年も来ます。
今度は季節を変えて、お誕生日の秋にしようかな。
みんなで誓って、ガオムーさんと別れました。
posted by 水歌ななこ at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | 更新情報をチェックする

2010年07月18日

近況デス

最近はブログを毎日更新してるから近況はシッテルヨ!な感もありますが、あらためて近況デス。6月いっぱいで失業給付が終わり、7月から晴れて(?)専業主婦デビューとなりました。将来的にはまた働きたいですが、そろそろ子供が欲しいよね、ということにもなり、マメに産婦人科に通うことが現在の第一優先になったからです。排卵誘発剤の注射を毎日打ちに行ってるんですが、これでは新たに就職はキビシイです。そんな都合よく融通の効く会社もめったに無いですからねぇ。(でも働きながらお母さんを目指している方は、出勤前に毎日注射を打ちに来られるそうです。スゴイ!)筋肉注射だから、毎日痛いのなんのって(涙)こんな風に時間が無ければ痛さに挫折して通わなかったと思うので、倒産失業期間が神様がくれた休暇だと思っています。家にいても生産性が上がらないので、ファンドに手を出してみたり、秋からはNHK-BS&hiの番組モニターの選考に通ったので、1年間在宅内職することになりました。他にも内職&バイト&習い事…つまりは人生模索中な日々デス…。
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2010年07月17日

蛍を見に

遠出したわけではなく、王子にある名主の滝公園に父と二人で蛍を見に行きました。蛍復活事業を地元の行政が行っていて、念に1度だけ観察会があるのです。蛍観察会に申し込んだところ、当選しました。懐中電灯等の明かりは持参禁止。真っ暗な森の岸辺の暗がりの中を何百人の人たちが蛍を求めて行列しました。います、います!都会の真ん中とは思えない蛍達が水辺に沢山またたいていました。いやぁ、ホタルなんて見たの、何年ぶりでしょう。もとい、何十年ぶりでしょう。黄色っぽい光のイメージだったのですが、夜空の星の様な青白くはかなげなまたたき。風情ある夏の夜を満喫しました。
http://www.city.kita.tokyo.jp/docs/service/011/001189.htm
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2010年07月16日

アクセサリー作り

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今日はミネラルフェア等で買ったビーズで
ネックレスやブレスレット等を作ってみました。
白が淡水パールで、オレンジがカーネリアンです。
買ったまま眠ってるのがいっぱいあるので、徐々に増やします〜。
posted by 水歌ななこ at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ミネラル | 更新情報をチェックする

2010年07月15日

おばあちゃんの原宿を歩く

昨日のつづきです。
ミネラル探訪のあとは、大塚駅から都電に乗り、
おばあちゃんの原宿「とげぬき地蔵」を目指すことにしました。

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都電荒川線の庚申塚駅で下車。
ホームの横に甘み処がありました。
「おお!いつも都電特集だと絶対紹介されるお店だわ〜!」
と思い、思わずパチリ。

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駅名になっている「庚申塚」。
小さいけれど安藤広重の江戸名所図絵にも描かれている由緒あるところです。
おばあさんたちが熱心にお参りをしていました。

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庚申塚の祭神は猿田彦。
参道の猿の像がかわいいです。

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「4」のつく日は縁日だそうで、
商店街には200店舗位の露店が出ていました。
平日なのに、おばあちゃん達で大賑わいでした。

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とげぬき地蔵「高岩寺」
http://www.sugamo.or.jp/prayer_detail01.html

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とげぬき地蔵の洗い観音、大人気です!

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お地蔵さんの形をした可愛い最中を発見。地蔵最中です。
http://www.toshima.ne.jp/~shougetu/index.htm
ちょうどお盆なので、実家の仏壇に供えようかと思い購入。

一番右は「海苔」。お地蔵さんの型に抜かれています。
何に使うかは未定ですが、
海苔だけに、思わずノリで購入。(←おやぢギャク)
…おあとがよろしいようで。
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2010年07月14日

ミネラル散歩

京劇仲間の青霞さんと大塚駅前にある
プラニー商会に行ってきました。
http://www.planey.co.jp/
化石・鉱物・隕石専門店で、12月に池袋でやる
東京ミネラルショーの主催として知られています。
http://www.tokyomineralshow.com/
「なんだ、大塚にあるんだ〜!」と最近知り、
お散歩を兼ねて二人でプラプラと行ってきました。
店内写真は撮りませんでしたが、ところ狭しと化石・鉱物・隕石が並び、
買い物が出来る資料館、みたいな感じでした。

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私が買ったのはコパール。
植物の樹脂の化石です。
樹脂が琥珀になるには200万年〜1000万年位かかるそうですが、
コパールは琥珀になる前段階のもの。100万年位経っているそうです。
たまたま天然の穴が空いていたので、
革紐でも通せばペンダントになるじゃん!と思い購入。

琥珀といえば、国内琥珀産地の有名どころ、
久慈にいつか行きたいです!
琥珀発掘体験とか出来ちゃうんですよ!
http://www.kuji.co.jp/index.shtml

ちなみに、青霞さんはアンモナイトのペンダントトップを買われていました。
posted by 水歌ななこ at 10:11| Comment(2) | TrackBack(0) | ミネラル | 更新情報をチェックする

2010年07月13日

太公望と翡翠

『春山行夫の博物誌W 宝石2』(春山行夫著、1989年平凡社発行)という本を読んでいたところ、ジェード(翡翠)の章で思いがけず太公望の話が出て来たので自分メモを兼ねて投稿。著者がジェームス・L・クラフト『ジェードの冒険』(ニューヨーク、1937年発行)というアメリカで発行された翡翠に関する書物から引用しているエピソードです。

「中国の伝説によると、西暦前十二世紀ごろの政治家、呂尚(太公望)は天の教えをうけるため、貧しい漁夫に姿を変え、聖なる川の渭水に行った。彼は沈思しながら川に糸を垂れていると、一匹のコイがかかったので、引き上げると、その腹から高貴なジェードの板が現れた。手にとってみると、板の表面に神託が彫られていて、次の王朝は周と呼ばれ、中国の黄金時代となるから、彼はその王朝の実現に力をつくさねばならないと、記されていた。この神託は実現して、政治上の指導者だった呂尚は大臣になった。この王朝は呂尚のジェードの文字板に祝福されて、ほとんど九百年ものあいだ平和につづいた(ジェームス・L・クラフト)」(『春山行夫の博物誌W 宝石2』(春山行夫著、1989年平凡社発行) 93頁より引用)

ジェームス・L・クラフトという人、クラフトフーヅ株式会社の創業者で、翡翠探しが趣味。老齢になってから、前掲書を出版したそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/クラフトフーヅ

「太公望 翡翠」でググってみると、宝石業界のサイトがちらほらとひっかかりました。例えばこんな感じ(↓)
http://www.cgl.co.jp/knowledge/episode/13.html

太公望と翡翠のエピソードなんて、聞いたことないですよね?魚釣れちゃってるし…。「魚ぢゃなくて天下を釣るんぢゃないんですか!」とつっこみたくなります。1930年頃のアメリカ人の宝石バイヤーが、翡翠の買い付けで中国に行った時に、中国の翡翠商人から聞いた翡翠の神秘性を高めるための話なのではないかと、勝手に推測してみました。アメリカ人にべらぼうな額の翡翠を売りつける際に、「これは太公望が釣った伝説の翡翠だ!」等、中国人が勝手につくっちゃったんぢゃないかと。或は、太公望に関して、そんな伝承があったとすると、これもまた面白いですね。

『春山行夫の博物誌W 宝石2』は図書館で見つけ、宝石好きなので読み始めた本なんですが、こと翡翠の章に関しては、中華好きと宝石好きの両方の興味が満たされて面白かったです。アメリカの古美術商が1917年に中国に渡って中国人の信頼を得ながら翡翠買い付けの経験値を積み、最後には乾隆帝のコレクションの一部をごっそり買い付けてくる話、幻の青い翡翠の話など、ドラマティックで面白かったです。翡翠の章だけなら、あっと言う間に読めるので、興味のある方は図書館で立ち読みなどで是非どうぞ。

※幻の青い翡翠の話は紹介して下さってる頁を見つけました(↓)
ttp://www.ne.jp/asahi/lapis/fluorite/column/hisui3fr.html
個人頁なので直リンクはやめておきます。読みたい方はhを足してコピペして下さいね。
posted by 水歌ななこ at 00:05| Comment(2) | TrackBack(0) | ミネラル | 更新情報をチェックする

2010年07月12日

横浜ヴァージンフェスタに行く

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昨日は、友達の人形作家の水貴さんが出展している
横浜ヴァージンフェスタに遊びに行きました。
http://virginfesta.flashhp.net/

前日のオフの疲れか、起きたら昼でビックリ!
色々用事を済ませてから行ったら、夕方到着になってしまいました。
会場は横浜港の大桟橋ホール。
初めて行くところなんですが、
右を見れば横浜ベイブリッジや山下公園やマリンタワーや氷川丸、
左を見れば赤レンガ倉庫街にランドマークタワー等のみなとみらいのビル群、
どこを見ても横浜のポストカードみたいな素晴らしい景色でした。
ウン、コレハデートスポットダワ…。
一人で来てしまい場違い場違い。

水貴さんの今回の新作はトルソー仕様のキュートで可愛い女の子でした。(写真右)
前回の展示会の時にはまつげのこだわりと目玉の作り方を教えてもらい、
今回は肌は油絵の具で塗っていることなどをマメ知識として教えてもらいました。ふむふむ。
自分じゃ作れないけれど、見るのは好きなんですよね〜!
秋には雑誌デビューとのこと。
いい刺激を沢山もらって、楽しかったです。

水貴さんの人形がもっと見たい方はコチラをどうぞ(↓)
http://www.geocities.jp/mizukidolls/top.html
posted by 水歌ななこ at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 都内・近郊散歩 | 更新情報をチェックする

2010年07月11日

中国史のオフ会

土曜日、すっごくすっごくお久しぶりに、宣和堂さん主催の中国史のオフ会に参加しました。
不忍池の畔の「蓮風」にてランチの後、
http://www.parkside.co.jp/ling-fu/
上野の東博で開催されている「誕生!中国文明」展を見に行きました。
http://tanjochina.jp/

「蓮風」はアド街等、最近の上野特集番組だと
必ず出てくる中華屋だったので、一度は行ってみたかったところでした。
美味しかったですよ〜。
うん万円コースを頼まないと登場しませんが、
ラクダのコブとか、熊の手料理が気になります。

詳しい方達と見る「誕生!中国文明」展は面白かったです。
私だと一人だとふらふら見てしまいそうですが、
「これだけ奇麗だと逆にうさんくさい!」等、
青銅器を見ながらキビシイつっこみを入れられていました。
個人的には、殷虚婦好墓とか三門峡カク国博物館とか、
出す出す詐欺なままフェードアウト中の旅行記該当地の
はるばる河南からいらっしゃっている出品に
アイタタタ…と思いながらの鑑賞となりました(爆)
あと、前日に石の即売会に行ってきたばかりなせいか、
玉を見る度に、「ライト貸して下さい」と言って、
後ろから透かしたくなる衝動にかられ、つねにうずうずしてました(笑)
(心ある宝石屋だと宝石見るためにライト貸してくれるんです)

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上野の不忍池
ちらほらと蓮が咲いていました。
年末まで勤めていた職場のビルも見えます(苦笑)
倒産したんですが、まだビルはありました(爆)

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東博を入ると貸出日傘が!
炎天下の館外行列には嬉しいサービスですね。
幸いなことに行列はしていませんでしたが、
中国人(たぶん)が日傘でポーズをつけて記念写真を撮っていました。
ヨウトチガウヨー!(笑)

せっかくのオフなのに、料理の写真も撮り忘れ、
気づけば写真はなんだかどうでもいいこの二枚だけでした。
ぬかった…。

何はともあれ、久しぶりの中国オフで楽しかったです!
ありがとうございました!
posted by 水歌ななこ at 18:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 都内・近郊散歩 | 更新情報をチェックする

2010年07月10日

ミネラル・ザ・ワールドに行く

東京でのミネラルショーといえば、6月のミネラルフェア(新宿ショー)と、10月のIMAGEと、12月のミネラルショー(池袋ショー)だけしか知りませんでしたが、浜松町で「ミネラル・ザ・ワールド」というミネラルショーが開催されると知り、行ってきました。
http://www3.plala.or.jp/mineral-world/

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会場の入口でパチリ
(ほとんど会場の様子を伝えていませんが)

前述3つのイベントは有料イベントですが、ミネラル・ザ・ワールドは入場無料。規模も小さそうなので、「どうかな?」と思いましたが、なかなかどうして、70店舗位もの出店で、見応え十分でした。空いていて見やすいし(平日行ったからだとは思いますが)、いつものミネラルショーと比較して価格も安い気がしました(気のせい?)。なので、穴場感たっぷりなイベントでした。数少ない入場無料のミネラル系イベントなので、興味のある方は是非どうぞ。日曜までやってマスヨ。

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本日の戦利品

右からスピネルのビーズ(1500円)。甲府の宝石屋さんで購入。
http://www.rakuten.co.jp/kofuhosekiya/
つい先日、馴染みの宝石店のセールでスピネルとタヒチパールのネックレス(6千円位)を買うのをがまんしたので、「なんだ、自分で作ってしまえばいいんだ!」と即購入。でももう少し安く買えたかなぁ、価格比較検討してからにすればよかったかも。

左下、ウランガラスのルース(1000円)。ビルマミッションさんで購入。
http://www.b-mission.jp/
お店の人が馴染みのお客さんとおしゃべりしてて、約100年前、80年代のアメリカ製のアンティークウランガラスを研磨して20点だけ作った今回の特価品とのことです。私、ウランガラスはもともと大好きなのでつい購入。確かに他店だとこの大きさのルースは5000円位してました。お店のHPでも4000円位で売っていたのでビックリ。本当に目玉品だったんですね。しかも、オマケで先着20名プレゼントというビルマ産の硬玉のリングをいただきました。指太くて入らないんですが(爆)そのうちペンダントにでもします(笑)

左中央、オイル入りのハーキマーダイヤモンド(500円)。ジェム・エイコーさんで購入。
http://gem-eiko.shop-pro.jp/
私的に本日一番の戦利品!ハーキマーダイヤモンドといっても、ダイヤモンドではありません。水晶です。まるでダイヤモンドような結晶で産出されるので、ハーキマーダイヤモンドと呼ばれています。近年人気上昇中なのか、ハーキマー風にカットした水晶なんて、わけわからんニセモノに出会ったりするようになり、「はぁ?」な感じです。ハーキマーはいつか手頃なものが一つ欲しかったんですが、500円という破格な値段の上になんとオイル入り!オイル入り水晶も超欲しかったんですよ!オイル入りは紫外線ライトに当てると蛍光するのです。内包物が無いハーキマーの方が宝石としてのグレードは高いんですが、私はこっちのほうが大好きデス。うきうき。

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で、さっそく紫外線ライトをあててみました。
ウランガラス(下)は奇麗な蛍光イエローに発光します。
オイル入りハーキマーダイヤモンド(上)はオイルが青白い蛍光色に発光しました。アクアマリンみたいな色です。奇麗〜!ほんとにこれはめっけものでした〜!
posted by 水歌ななこ at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ミネラル | 更新情報をチェックする

2010年07月09日

四川省成都市川劇院「欲望の海〜オニール作『楡の木陰の欲望』より」を観る

おととい、新国立劇場にて、第17回BeSeTo演劇祭の四川省成都市川劇院「欲望の海〜オニール作『楡の木陰の欲望』より」を観劇しました。
http://www.beseto.org/17th/program/detail.php?performance_id=55

ユージン・オニールの「楡の木陰の欲望」を脚色し、川劇として創り出した異色の舞台です。中国伝統劇というか、川劇独特のリズムや技巧、華麗な舞と美しい歌唱と、現代の物語が融合し、古典美と現代美が融合したとても斬新な舞台でした。私は原作は読んだことがないのですが、昼ドラよりもどろっどろの泥沼で、強烈なストーリーだったので、それも斬新さの大きな一因かと。

ストーリーはこんな具合。貪欲な「白老人」は、妻や子供をこき使って財産を貯め、妻は過労で死に、上の息子二人は家を捨てて出ていってしまいう。一人残った三男「三郎」は、父・白老人が他界した後は、財産は自分のものになると思っていたが、白老人は若い後妻「蒲蘭」を娶る。貧しさゆえに売られる様に老人に嫁ぐことを嘆く蒲蘭。しかし、嫁ぐ豪邸を見て、「白老人さえ他界すれば、この財産は自分のもの」と歓喜する。「お前のものではない、全て私のものだ」と激怒する白老人。後妻に財産を奪われてしまうと、白老人と蒲蘭に憎しみを募らせる三郎。蒲蘭は若い三郎に惹かれ愛欲のまま誘惑するが、拒絶され憎しみを募らせ、白老人に三郎が誘惑してきたと偽りを告げる。激怒した白老人は三郎を追い出そうとするが、蒲蘭は三郎を使用人だと思えばいいと告げ、三人は同じ屋根の下で暮らすようになる。しかし、蒲蘭と三郎は次第にお互い惹かれ合い、ついには本当に愛し合うようになってしまう。やがて、蒲蘭は子供を授かる。父親は白老人というたてまえだが、三郎の子である。そして、白老人の財産はその子に継がれる遺言書が書かれた。蒲蘭と三郎は愛し合っていたにもかかわらず、三郎は蒲蘭が財産を狙って自分を利用したと信じ込んでしまう。三郎の愛と信頼を取り戻そうとして前後の見境を失った蒲蘭は、子供さえいなければ三郎の愛は戻ると信じ、我が子を手にかけ殺してしまう。我が子を殺された三郎は蒲蘭を責め、蒲蘭は己の過ちに気づき自決。蒲蘭の死を知った三郎も自分を責めて自決。一人残された白老人は全てはこの財産が原因だと、屋敷に火を放つが、欲望に「長生きしてまた子供をつくればいい…」と囁かれ、劫火の屋敷に火を消しに戻って焼死…。

という、愛欲と物欲が渦巻き、最後は全員死んでしまう…といった強烈な物語でした。蒲蘭の前半の悪女ぶりから一転、後半で見せた愛欲におぼれる女の哀れさ。憎悪に満ちた血の繋がり。子殺しの罪と死。後半は息を飲むような緊迫感でした。時折舞台に現れる黒いマントを羽織った「欲望」の化身が悪魔の様に囁き、蒲蘭に「子供を殺せ」と囁きかけ、欲望に屈した蒲蘭が、子供を手にかける瞬間では、瞬時に「面」をつけて表情が消え、舞台の雰囲気が豹変しました。まさかこんなところで、川劇の「変臉」の技を使うとは。中国伝統劇の特徴の舞台のシンプルさ、俳優の身体表現は精神世界をあらわすパントマイムのようでもあり、照明効果も相まって、モダンさすら感じる、あな恐ろしい舞台でした。カーテンコール後は叫好も乱れ飛んでいました。ユージン・オニールの原作「楡の木陰の欲望」をちょっと読んでみたいような、みたくないような…。BeSeTo演劇祭の底力を感じる、決して商業的ではないけれど、凄い舞台でした。

紹介動画です(↓)約2分
http://www.youtube.com/watch?v=72I3-Jxmn0c
映像にある水袖の演技は無かった気がします。
posted by 水歌ななこ at 09:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | 更新情報をチェックする

2010年07月08日

甘海老祭り

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夫の実家から大量の甘海老をいただきました。夕飯は甘海老食べ放題状態に。うまうま。それでも食べきれず、大量に余ったので、甘海老を全部むいて、実だけ冷凍。
甲殻類は触るのもやだったのに、蟹やら海老やらいつも大量にいただくので、必要に迫られてなんとか出来るようになりました。(昔は蟹の解体ができなくて、味噌捨ててた人デス。)ああ、一体何匹解体したことやら、ホラーだわぁ(笑)
posted by 水歌ななこ at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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